- ■ 受注先
- (独)国際協力機構(JICA)
- ■ 実施期間
- 2010年3月1日~2011年3月20日
- ■ 担当業務
- 中小企業振興支援アドバイザー
- ■ 担当者名
- 清水 春樹
ガーナはサハラ砂漠以南のアフリカ諸国の中では政治的には最も安定している。
輸出ではカカオ豆、金、ボーキサイト等の資源の輸出に頼る一方で、日常製品、工業製品の輸入が増えて輸出を上回っている。果物、農産物の生産が主であるが、加工技術が伴わず、付加価値の増加、品質・生産性向上が政策の緊急の課題となっている。石油が新たに発見され、12月には最初の採油が予定され、今後インフラ整備が加速され、中所得国入りを目指している。
日本と貿易では日本はカカオ豆の輸入、輸出はタイヤ工業品等が中心であり、欧米とは異なり民間での関係は希薄のため、日本に関する知識は他地域と違いほとんどないといえる。
このような中で日本の比較優位分野である製造業の5S, Kaizenの紹介・普及活動を貿易産業省職員、中小企業支援機関等に対して企画実施している。今後JICA技術協力プロジェクトへ発展させるのがプロジェクト目標である。