- ■ 受注先
- 海外産業人材育成協会(HIDA)
- ■ 実施期間
- 2007年~2015年
- ■ 担当者名
- 小紫 恵美子
WBA設立以後、継続している講座。
海外からの研修生が、日本国内の企業で業務実施するにあたり、その歴史や企業風土を知ってするのと知らずにするのとでは、受け取り方や研修での成果にも必ず影響が出る。
そこで、本講座では、日本企業の特徴として、戦後の日本企業の二重構造による経済成長、バブル期の前後での日本企業の考え方の変化、人事労務の課題、特徴的な製造現場、日本企業に求められる価値観などについて、参加された各国の人たちとのディスカッションを積極的に取り入れてお伝えしている。日本企業の特徴について、文字通り知識を得ていただくとともに、これから国の経済の担い手となる若いアジアのみなさんに対して、「自国にとってよい制度や仕組みはどういうものなのか」ということについて考えていただくきっかけとなる講義になるよう、双方向の講義を心がけている。また、講義の中では具体的なイメージがわくように、講師の大企業での経験と中小企業のコンサルティングの現場での事例を織り込みながら進めている。