- ■ 受注先
- 外務省
- ■ 実施期間
- 2009年9月25日~2009年11月10日
- ■ WBA総括者名
- 足立 武士
- ■ 担当者名
- 足立 武士、武藤 厚広、葉 恒二、黒田 一樹、小紫 恵美子
本プロジェクトは、ロシア自動車産業が日本の自動車づくりの考え方を学び、工場で実際にどのような活動が実施(継続)されているのかを確認することで、今後のロシア自動車産業の発展に寄与することを目的としたプログラムとして実施した。
主な内容はトヨタ生産システムの基本的な考え方について解説した。全ての活動にはベースとなる基本的な思想があり、それを確実に実施し、継続させていることをポイントに解説を実施した。
1.職場環境と作業の標準化がなければ品質、生産性の向上はありえないこと。
2.QCDの向上にはQの向上が最も効果があること。
3.ムダについて考え、仕事の中のムダを取り除く必要があること。
4.生産プロセスの異常(ジャストインタイム)と品質の異常(自働化)がより早く発見できる工夫を実施すること。
日本の自動車生産は、自動車メーカーと部品メーカーがこの考え方を徹底して実施することで品質の向上、コスト削減を行っていることを学習(座学)、体験(工場見学:いすゞ自動車、F-Tech、など)した。